2024年6月29日 9時30分~ 大村市立松原小学校にて新作アニメの松原地区の皆様へのお披露目(兼試写会)を行いました。 松原小学校の「心を見つめる教育週間」の公開授業にご招待頂き、企画したものです。
武蔵野美術大学(ムサビ)の高谷先生をはじめ制作チームの壁下さん、垂井さん、リュウさん、皆さんが参加下さり、いつもお世話になっている三澤教授、事務局の井下さんもオンラインでご参加下さりました。
朗読劇を終えて、ワクワクとアニメが始まるのを楽しみにしていた子ども達でしたが、アニメが始まると、一切脇見もせず、目をくぎづけにして見ている様子でした。
アニメの基となった福地勝美さんの想いを形にする企画でしたが、アニメーションという媒体だと子ども達もうけとりやすかったようでした。
そしてアニメにして良かった。そしてムサビの皆さんにお願いして良かったと、心から思いました。 
会場には福地勝美さんのお孫さん、ひ孫さんまで含め17名お越し下さり、おじいちゃんの想いを受け取って下さったのではないかと思っています。福地さんの長女さんからは「本当にありがとうございました。
感動しているのと同時に皆さん(松救)の活動に感謝しています。」とお言葉をいただきました。
また、ムサビの学生が昨夏、現地調査、資料収集に来て下さった際に、被爆者の経験談としてお話をしてくださった、「長崎原爆の語り部」をされている清野様もお越し下さいました。 松救は被爆者の方々の頑張っておられる、背中を見ながら、追いかけながら少し離れた大村で活動を続けています。 実は少し、と言うか、とても、被爆者の方に聞いて頂くのは、言い表せない緊張が芽生えます。 が、観て頂けたのはありがたいことでした。

今後松原の救護列車を伝える会では、この映画の公開に向けて準備を進めて参ります。  まずは制作に掛かりました費用を募金で集めさせて頂きたいと思います。 ご支援頂ける方がおられましたら是非お願い致します。(次の投稿で詳細をお載せいたします。)