当会では、湾環境に配慮し、
小型プレジャーボートの陸揚げ保管を推奨しています。
陸揚げ保管の利点は、船底塗装を塗らなくて済むので、
微量とはいえ毒性物質を海底に残留させることも無く、
きれいな海底環境を整えることが可能です。
この事は、大村湾のような極端に閉鎖性の強い海域では、
とても重要な事と当会では考えています。
また、一年に一度は塗り替える必要のある船底塗装にかかる費用の
削減にもなり、なにより台風時の対策が格段に容易になります。
大村でも艇の持ち主の高齢化などにより、
年毎に出港回数が減りつつあるようです。
年に数度も動かない艇は、陸置きが最適な保管手段です。
港湾にも余裕ができ、漁業者に迷惑を掛けることも無くなります。
また河口に繋留している艇を陸置きにすれば、大雨による増水時の
河川氾濫の予防にも寄与できます。
このように陸置き保管には沢山の利点があるのです。
フォークリフトはぜひ揃えたい機材です。
このような理由から当会では、
事業の中に特に、陸置き設備の充実に関する項目を設けています。
趣旨をご理解の上、よろしくご協力お願いします。