総会が終わってペーロン船の修復にも予算がついた。
いよいよ修復作業開始!

まず内装工事から。
乾燥防止のために入れた海水を抜くため、
艇の中央部に水抜きの穴をドリルであける。
レース仕様の漕ぎ座や腐食した木部を撤去する。

寝ながら・沈思黙考?・すること幾宵か。 しかし下手な考え休むに似たりともいうなー
修復遊び仲間の意見を大幅に取り入れ、
親子並んでゆったりと座れる、公園の貸しボート風漕ぎ座を作ることに。 
そのほうが作業も簡単だし、材料も少なくて済みそう。

透明コーティング仕上げが禿げているのでまず塗装落とし。
苦労し時間もかかる作業と覚悟していたが、
クワハラさんが、サンダーその他の工具を持ち込んでくれたので大助かり。
モウモウと立ち込める微細削りカスと格闘しつつ、クワハラさん大奮闘。
ほぼ半日で済んでしまった。

船内塗装、漕ぎ座造作と順調に進んでほぼ内装が終わる。
船底と外板補修のために、艇をひっくりかえさなければならない。
予算が限られているので、チェーンブロック組み立てなど、
再び試行錯誤を繰り返した揚句、
前回協力いただいた佐藤板金さんに、値段の無理を言って、
ユニック車が使える事になり決着。

いざひっくり返してみたら、船底を地面に着けて放置されていたので、
腐食がかなり進んでいる。
素人のかなしさ、ここまで痛んでいるとは夢にも思わなかった。
めげる心を奮い立たせ、プロからアドバイスを受けつつ何とか終了。
パテ詰めなどの単純な作業の間、
子供たちが海遊びに興じるぐ様を思い浮かべてはパワーアップを図る。

元来工作の苦手な私、完成まで漕ぎつけることができれば、ジョウデキジョウデキ
船体に塗りたくったペンキのデザインも・・最高ー・・と一人悦に入る。

願わくは、海に浮かべた途端、あちこちの継ぎ目から浸水しなければいいがなー